湘南の片田舎から

日本共産党というのは不思議な政党である。俺には、この政党は権力の犬のように見える。例えば、この間の西松の政治団体の政治献金について同じように献金を受けていた、小沢さんと二階さんの「赤旗」における登場件数を見てみよう。この「赤旗」のホームページに行って、

http://www.jcp.or.jp/akahata/

左横の検索ボックスに

「小沢 説明責任」、「二階 説明責任」

とか入力すると、数量的にも内容的にも小沢さんに関する記事が圧倒している。何でなんだろうか？もっと面白い検索をしてみよう。

「検察 説明責任」

と入力してみる。西松から献金を受けていて小沢さんの秘書だけが即刻逮捕、起訴、長期拘留されるというのは、常識があれば誰もが不思議に思うだろう。ところが、そんな指摘をした記事はどこにもない。さっき検索結果で出てきた内容をざっと目を通しただけでも笑えてしまう。

http://suzuran.aik.co.jp/jcp/?szquely=%E6%A4%9C%E5%AF%9F+%E8%AA%AC%E6%98%8E%E8%B2%AC%E4%BB%BB&sort=&num=10&cmd=search&submit=%E6%A4%9C%E7%B4%A2&radio=0

確か、共同通信が行った政党支持調査で共産党の支持率は、これだけの不況であるにもかかわらず、1.5%。わずか1.5%の支持率しか得られない共産党が、いわゆるマスコミお得意の「国民」の声を代弁するのはなかなか滑稽ではある。

何となく過去をひもとき、最近の中国とアメリカのＧ２体制なんてのを見ると、共産党ってのはやっぱり戦後自民党政治、もっといえば米国による日本支配の補完物じゃなかったんだろうかと思える。