新しい段階に入った日本郵政問題2009/06/17

西松問題もますます「その様相」を深めているが、日本郵政の西川問題も「その様相」を深めている。「その様相」とは、まるで一般社会の理屈が通じない世界。例えば西松関係では第三者委員会の報告書の「指揮権の発動」に関する森法相の発言。

・「私は検察に全幅の信頼を置いて、その独立性・中立性を尊重したい。」

西川続投問題では、首相側近の自民党議員とされる次の発言。

・「西川氏は『三顧の礼』で政府が迎え入れたのだから、政府が辞めさせるわけにはいかない。」(「政府」って具体的には小泉さんと竹中さんのこと)

何と言えばいいんだろうか、どちらも答えとして第三者に通用する理屈になっていないんだよね。議論の相手は問題があると言っているのに、「全幅の信頼を置いて」とか「『三顧の礼』で政府が迎え入れたのだから」とか、単に「自分はこう考えているから、アンタもそう考えろ」って言ってるだけなんだよね。

思うに、多分この人たちは、こういうのが身内でしか通用しない屁理屈であることを認識していないんじゃなかろうか。そういう認識なしに発言している。つまり、身内と外の区別が付かないところまで頭が退化しちゃってる。こういう発言が理屈として通用する世界で普段生きている。要するに、まるで前近代的なヤクザ社会の住人。

当然、一般常識からすれば、こんな理屈通用するわけがないから、受け入れられない。となれば、理屈からすると、最後の手段ってことになるよね.....

はい、そうです。現在の自公政権、ヤクザ官僚の方たちには、一般常識の理屈はもはや通用しません。陰に陽にさまざまな形ですでに起きていますが、彼らに楯突く方々は新しい段階として「テロ」に対する注意が必要です。これまでは「ソフトテロ」。これからは「ハードテロ」ってところでしょうか。

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