やっぱり変なネダさんの死2009/06/28

イランで射殺されたネダさんへの反響はすごく「殉教者」、「英雄」と呼ばれている。事実として革命防衛隊の民兵と呼ばれる連中がやったのなら、そうなるのかもしれないんだけど。どうも変なんだよね。その変なところを、彼女をMartyrを呼んでいるブログが明らかにしている。それがこの後に紹介するサイト。

英語の文章は彼女への賛歌、イラン政府のへの非難でお決まりでいいんだけど、注目して欲しいのはビデオ。特に下の方にスクロールしていって、上から2つ目と4つ目、5つ目(CNNのもの)の次の見出しの下にあるビデオ。

Neda with her Father Before Getting Shot(打たれる前のネダと父親)
Her father is wearing a blue stripped shirt(彼女の父親は青い縞模様のシャツを着ている)

見ると分かるんだけど、この映像変じゃない。ネダ親子をカメラが後ろから引っ付いているんじゃないかなあ。2つ目のビデオでは、ネダさんはカメラの方を振り返っているように見えるんだよね。つまり、この親子は撃たれることを知っていたんじゃないだろうか。まあ、判断はそれぞれにお任せしますが。

Tribute to Iran - Daughter of Iran
http://www.tributetoneda.com/neda/tribute-to-neda.html

やっぱり変なネダさんの死(補足)2009/06/28

そもそも、報道当初からネダさんの死は変だと思っていたんだけど、その根拠は次の3点。

・ 彼女の死は、イラン政府の側に損なことはあっても、得することはない。
・ 正確に胸の部分を撃ち抜かれているらしく、流れ弾とは考えにくい。
・ 初めて見た映像でも、胸を撃たれたにしては、カメラが正確かつ鮮明に記録されていた。

植草一秀さんについて2009/06/28

あまり日本のニュースに興味がなかった俺は、植草さんが痴漢をしたというニュースを見て、よっぽどストレスでもたまっていたのかという印象をずっと持っていた。しかし、その考えが一変し始めたのは、恥ずかしながら、小沢さん秘書逮捕とか日本郵政の問題を追い始め、植草さんが出されているブログに目を通すようになってからだ。言い訳がましいけど、小泉政権はおかしいとは思ってはいたものの、もっぱら海外ニュースの方に目を通していて、植草さんの事件と結び付けるまでにはいかなかった。

もし、俺のブログを読んでいただいている方で、植草さんについて、かっての俺同様のイメージをお持ちの方がいるなら、植草さんが発信しているブログを一度でも読んで欲しい。そして、マスコミではなく、彼の生の声を読み、どんな人物かを自分の頭で判断して欲しいと思う。多くの方が植草さんの事件で本当のことを探ろうとし、また、その過程で植草さんを応援するようになっている。

皆様の温かなご支援に感謝申し上げます from 植草一秀の『知られざる真実』
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2009/06/post-3c24.html

*検察審査会で感じる違和感2009/06/28

皆さん、もうご存じだろうが、検察の判断に対して検察審査会で何を議決するのかについての次の解説について、何か不思議な感じというか違和感を感じないだろうか。

「不起訴が妥当なら『不起訴相当』、起訴しなかったことが不適当ならば『不起訴不当』か『起訴相当』と議決する。」
ソース:ご存じですか検察審査会
http://www.cc.matsuyama-u.ac.jp/~tamura/kennsatusinnsakai.htm

何に違和感を感じるかというと、審査するといっても検察の「不起訴」だけってところなんだよね。何で「起訴」についても審査できないんだろう、って思わない?

検察の不起訴は審査対象になって、起訴は審査対象にならない基準って何なんだろう。基本的には、検察の判断が適切かどうかを審査するわけだよね。だったら、不起訴を審査するんだったら、起訴を審査できても何ら不思議じゃないと思うんだけど。最近の小沢さんの秘書、大久保さんの起訴だって、俺からすると不当なんだよね。でも、「大久保さんが起訴されるなら、他の...も」とは思うけど、それ以前に大久保さんの起訴そのものが不当って思っているわけ。

単純に民意の反映とか強調されて、最近の西松建設の国澤さんの追起訴を「民意」とか見る意見があるけど、違うじゃないだろうか。俺からすると民意じゃないんだよね。むしろ、国澤さんを追起訴することによって、大久保さんの起訴を正当化しようとしているんじゃないだろうか。国民の意見を有罪に誘導しようとしているんじゃないだろうか。その他、かの有名な「高知白バイ事件」、また植草さんの事件についても、検察の起訴が適切かどうか審査されたら、状況はまるで違ったものになったかもしれない。

いずれにしても、検察にとっては不起訴がどうなろうが、実質的に痛くも痒くもないと思うけどね。単に犯罪者が増える可能性が増すだけで。それより検察の起訴が審査会で「起訴不当」と議決された方がはるかにインパクトがあるでしょう。