美しいインタビュー・ビデオ2009/07/10

美しいといっても、残念ながら女優のインタビューではない。ブログをいくつか見ていたら、以前にこのブログでも紹介したことがある「エコノミック・ヒットマン」のジョン・パーキンスさんのインタビューが紹介されていた。「エコノミック・ヒットマン」は米国の「皇帝」(大統領ではない)の代理人として海外で経済的な働きかけ、工作をする人だ。美しいのは、そのパーキンスさんの「皇帝」の描写。このビデオではチェイニーが取り上げられている。米国「皇帝」から見てイラク侵攻とは何であったのか、わずか5分のビデオに見事にまとまっている(日本語字幕付き)。

「時代の精神 続編」SP. 9.11の裏の犯人たちの他国への侵略のやり方
http://www.youtube.com/watch?gl=JP&hl=ja&v=I92gtx11Fi8&feature=channel

このビデオを紹介されていた「にほん民族解放戦線^o^」さん、「落選運動ブログ」さんに感謝したい。

にほん民族解放戦線^o^
http://blog.goo.ne.jp/nanbanandeya/e/f6ec613faebc4426df2e14ba4ffd9917

落選運動ブログ
http://rakusen.exblog.jp/10421000/

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_ にほん民族解放戦線^o^ - 2009/07/16 03:34

★食糧支配の本丸は“金貸し”

世界の食糧、特に穀物は、「緑の革命」「ODA」、そして「WTO」によって、アメリカの巨大穀物商社、カーギルとADMの2社にほぼ牛耳られる事となった(カーギルが2/3を握る)。


発展途上国の栄養不足人口は、1969年〜1971年には約9億9000万人だった。その後、「途上国の飢餓を解消する」と称して莫大な資金が途上国に投入された。結果どうなったか、栄養不足人口は、国連食糧農業機関(FAO)の予測によると、2008年より1億500万人増え、2009年は10億2000万人になるらしい。世界の約6人に1人が飢えに苦むという過去最悪の数字である。この数十年間に投入された莫大な資金はどうなったか?ほとんどが米政府と結託した巨大グローバル企業の懐に消えていっただけで、飢餓人口を逆に増加させただけだという事である。アフリカでは餓死者は増え、社会はどんどん破壊されていった。

何かおかしくないか?

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「グローバリゼーション」と称して、欧米が主導で行ってきた開発は、途上国にこれまでにない破壊と貧困と格差拡大をもたらした。特に中南米の国々では、その動きを皮肉を込めて「ネオグローバリズム」と呼んでいる。この国際的な破壊を主導したのは誰なのか?

たしかに目立つのは、市場や流通を一手に支配しているカーギルや、種苗・農薬などを独占しているモンサントなどの企業群、そしてその手の企業を政策として支援してきた米政府である。

しかし、その背後にまるで批判を受けず、今後も「環境」をネタに途上国からの搾取と破壊を続けようとしている勢力があるのを忘れてはならない。

世界銀行やIMF、その背後にいる“金貸し”勢力である。


★金貸しは世銀やIMFを利用して暴利を貪る

世界銀行・IMFは、ブレトンウッズ体制の目玉で、第二次大戦後の戦後復興を名目に立ち上げられた組織である。実際には、ポンドからドルに基軸通貨体制を移すために国際的な圧力をかけるために創られたと言ってよい。



この組織が、二代目総裁のマクナマラの時代から手がけたのが、「緑の革命」という名の途上国からの搾取のための融資である。

この世界銀行の融資による途上国破壊の構造を再度整