今、亀井金融庁が熱い! - 一石二鳥2009/10/22

西川氏の後任となる日本郵政の次期社長として元大蔵官僚の斉藤次郎さんが内定し、この人選については小沢さんと斉藤さんとの関係とかブログでいろいろ書かれている。もちろん、その中にはゴールドマン・サックスなどの米国内部の利権勢力との関係に触れたものもある。

これに関して俺の考えはきわめて単純で、少なくともジャーナリスト向けの記者会見での亀井さんの発言を読んでいると、鳩山政権は、いや少なくとも亀井さんは、そんなことより、小泉竹中時代にメチャクチャにされた日本に本当に危機感を持っており、いかに立て直すかを最優先しているのではないかと思う(このように考えると最後の付け足し麻生政権は時間を無駄にしたという点で本当に犯罪的だ!)。既得利権の記者クラブをけちょんけちょんに言うと共に、「CIA」とか「特別会計」とか普通なら言わないと思われていたこと、また金融の非常に細部にわたることを口にしているからだ。

日本郵政見直し、西川氏の辞任というのは、日本の立場から考えれば、米国との関係どうのこうのより、日本の資産を国外に持ち出させないというステップを踏めたということが第一に重要だろう。これは今後の日本立て直しに死活問題といっていい重要さを持っている。そして、その第一歩と並行して行われたが元大蔵官僚、斉藤次郎さんの抜擢である。

マスコミは民主党政権の何を騒いでいただろうか。議員と官僚の戦いを囃し立てていた。しかしながら、抜擢されたのは元大蔵官僚。今度は、民主党もやっぱり官僚頼みって騒いでいる。このマスコミの変わり方は笑ってしまうしかない。官僚というのは一種類の人間しかいないのだろうか。違うだろう。自公支持や親米ポチなんてのもいるし、もちろんその逆もいるだろう。間違っていると思い、嫌々ながら、毎日の仕事をこなしている官僚、役人もいるだろう。

現状において厳然たる事実は何か。行政をやる上で官僚、役人は不可欠ということだ。日本を立て直し、運営する上で欠かせないということだ。であるなら、小泉や竹中と一緒になって国を売り、その裏で自分の懐を暖めていた、また自公政権下であぐらをかいていた官僚に冷や飯を食わせ、逆にその間冷や飯を食わされていた官僚、役人を登用するというのが正しいやり方ではないだろうか。もし亀井さん自身が斉藤さんに白羽の矢を立てたのであれば、斉藤さんが10年以上前に大蔵官僚を退いたとはいえ、まさにこれを狙ったと考えていいのではないだろうか。逆に「年次改革要望書」に沿って動くような官僚がいれば、容赦なく切る、冷や飯を食わせるという合図になったと思える。

記者会見での発言、行動を見ると、亀井さんは本気の本気で日本立て直しを考えていると見える。

コメント

_ やらねー奴バカだろ(^^; ― 2009/10/22 23:55

んーーーぅぅうぅうううもみもみいいいいい!

会った瞬間に「おぱいぱいー!」って言いながらワシワシ乳 揉んだら
相手も思いっきりティン コしごいてきてちょーノリノリだたよお!!!

ヤ る前から3 万くれて終わってからまた5 万くれたし何この魔法www

http://mata.yescompile.com/uToUsRvG

_ K.T. ― 2009/10/23 10:32

本質を突いたご意見と思います。
マスコミも、それに引きずられる人々も「官僚」という言葉のレッテルを作り出すと、ラベル貼りの作業に夢中になって本質は何かを考えようとはしないみたいです。
政権が変わって、上級官僚の入れ替えがあるというのは至極正常な政治主導のやり方だと思うのですが。
斎藤氏の場合、誰が見ても明らかに前政権によって外されていたのだから、渡りではなく入れ替えと見るのが当然だと思います。
「官僚」という括りに囚われるから解りにくいのであって、西川氏にしても、小泉竹中の忠実な手下人事であったことを思えば、政府の持ち株会社である以上、政府の意向に忠実な人物に変わっただけのことでしょう。
政権交代の肝の一つである郵政のトップに新政権に忠実で有能な「官僚」を持ってくるのは当たり前ではないでしょうか。

_ masa ― 2009/10/24 18:11

K.T.さん、こんにちは。マスコミ各社の記者さんも、役人と同じようなもんだと思うのですが、自分たちのアホらしさにいつになったら、気が付くのやら。亀井さんにボロクソ言われても、何も抗議しない記者クラブのマスコミ記者の方々。自分のことを情けないと思わないんでしょうか?実に不思議な方々というか。

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