民営化見直し反対論者の冷酷・非情さ 22009/11/10

前の投稿は阿修羅にも投稿した。コメントを読むと、大笑いしてしまうのもある。

民営化見直し反対論者の冷血・無慈悲さ
http://www.asyura2.com/09/senkyo74/msg/619.html
加筆訂正したものはコチラ
http://ootw-corner.asablo.jp/blog/2009/11/09/4685077

象徴的にじいちゃん、ばあちゃんと書いたけど、常識で考えれば、問題はじいちゃん、ばあちゃんが陸海の孤島に取り残されるだけですまないことは明らかだろう。

小泉竹中の願ったように日本郵政を民営化四分社化したとしよう。理屈的には、郵便料金を値上げしなくても、郵便事業単体で黒字にするのは簡単だ。事業上、効率の悪い陸海の孤島を捨ててしまえばいいだけ。郵便局もないそんなところに住む方が悪いってわけだ。どんどん郵便局をなくしてしまえば、住む方が悪いっていうじいちゃん、ばあちゃんはどんどん増える。黒字をさらに大きくしたければ、ロボットでも郵便物を配達できるように、住居用地域を決めちゃって、陸海の孤島のおじいちゃん、おばあちゃんを住まわせればいい。究極の効率化とはそういうことだ。

で、人のいなくなった陸海の孤島は手入れするのも面倒でカネもかかるから、韓国あたりに近ければ韓国に売るし、中国に近ければ中国、ロシアに近ければロシアに売ってしまえばいい。領土を売って金儲けができるし、領土問題もなくなるだろう。理屈を突き詰めれば、小泉竹中のやろうとしたことは、そういうことになる。

鳩山政権は、日本郵政の国民の資産が竹中や宮内、西川らのお仲間、外資にもっていかれるという問題と同時に、この陸海の孤島大量出現に対処しようとしているとも言えるわけだ。だからこそ、亀井さんは、どちらの記者会見でも、アイデアを求めている。

そういえば、全国知事会の知事連中はアイデアを出して、亀井さんらに協力しているのだろうか。今回の衆院選前、彼らは地方分権とかで大騒ぎしていたが、自分らが知事をやっている都道府県の地方が小泉竹中の郵政民営化で衰退していくことは明らかなのに、何で騒がなかったんだろう。少なくと騒いだ事例を俺は知らない。

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