エコにいいことしてる?2009/06/23

テレビを見ていると、「エコにいいことしてる?」なんてのが日本全国民の合い言葉になりそうな今日この頃。eco-consciousなテレビ業界の方には、同じような番組ばっかり流し、おまけに政治関係というと自公政権のプロパガンダ機関としか思えないオタクの業界そのものを縮小した方がエコにええんでなかろうかと言いたくなる。で、具体的な提言としては、

・ どこ見ても同じようなもんだから、民法テレビ局を半分にする。
・ テレビを見るとアホになるから、放送時間を半分にする。

これってテレビ局もエコに貢献できていいんじゃなかろうか?

ってな真面目な冗談はさておき、オーストラリアのAustralian紙にCO2排出と地球温暖化に関して面白い記事が載ってますね。

オーストラリア連邦議会の上院議員のSteve Fieldingさん、ワシントンDCで開かれている気候変動に関する会議に出席。そこでの報告に耳を傾けながら、オーストラリア政府が排出取引法案を正当化する理由とまるで矛盾する科学分析報告がされていることに戸惑った。MITの有名な大気物理学者のDick Lindzenさんは、「地球温暖化問題は基本のところで間違っている」などと言っちゃうし。

キャンベラに戻ったFieldingさん、科学者とともに気候変動担当大臣のPeny Wongさんを訪れ、3つの質問をぶつけた...が、この記事の見出しにあるように、Wong大臣はダンマリだった。

Wong's silent treatment
http://www.theaustralian.news.com.au/story/0,25197,25656849-7583,00.html

では、Fieldingさんはどんな質問をしたのか?

・ 1998年以降、二酸化炭素の排出量は5%増えているのに、その期間、平均気温が下がっているのは事実か?もし事実なら、何で気温が上がらなかったの?危機レベルの温暖化がどうして人間のせいだと言えるの?
・ 1979年から1998年の間(20世紀末の段階)の温暖化の速度と規模は、それ以前に地球で起きた温暖化に比べて異例のものではなかったのは事実か?もし異例でなかったのなら、なぜその時期の温暖化が人間のCO2排出が原因と考えられているのか?そもそも、地球が過去に同様の温暖化を経てきたとするなら、なぜ温暖化が問題になのか?
・ すべてのコンピュータモデルが1990年から2008年の期間定常的な温度上昇を予測していたにもかかわらず、実際には、温暖化したのは8年だけで、後の10年は気温に変化がなく低下したのは事実か?もしこれが事実なら、公の政策決定の基礎として、同じコンピュータモデルでの長期気候予想が適切であるとなぜ考えられるのか?

急いで日本語にしたので、間違えがあるかも...いずれにしても、間違いがあったら指摘してください。俺も後で見直しますが。

エコにいいことしてる? 温暖化の原因究明?2009/06/23

オーストラリア上院議員のFieldingさんの質問で、すぐにデータが見つかったのは次。


・ 1979年から1998年の間(20世紀末の段階)の温暖化の速度と規模は、それ以前に地球で起きた温暖化に比べて異例のものではなかったのは事実か?もし異例でなかったのなら、なぜその時期の温暖化が人間のCO2排出が原因と考えられているのか?そもそも、地球が過去に同様の温暖化を経てきたとするなら、なぜ温暖化が問題なのか?


つまり、温暖化って昔にもあったんじゃないの?何で1979年から1998年の間の温暖化が問題になってCO2が原因というの?って訳だ。これはきわめて素朴な疑問。


で、地球と北極の気温は何と1880年から記録されていた。そのグラフがコレ。グラフによれば1940年頃の温暖化の方がもっと凄かった。Fieldingさんの疑問を延長すれば、一体全体、これは何が原因だったんだろう?ってことですかね。


この件については、中部大学の武田邦彦さんが温暖化全般について非常に詳しく追っていました。上のグラフも武田さんのここから引用させていただいています。とはいえ、エコだ、CO2だ、なんてのが何か...


新生NKH報道 北極海の氷 増える(WMO報告)
http://takedanet.com/2008/12/post_4112.html

*検察vs小沢の戦い 11 - 情けない(感想のみ)2009/06/23

ずっと「検察vs小沢の戦い」という見出しで追ってきて、西松建設の国澤さんの裁判の検察の冒頭陳述(要旨だが)を読むと、大久保さんの裁判とかいう以前に、検察というのはこれほどチンケな組織かと思わざるを得ない。多くの方がコメントしているが、国澤さんの外為法違反はそっちのけ。証拠もなく、反論もさせずに、ただ小沢さんを貶めるための作文を読んで終わりだったんだろう。権力をかさに何でもいうことを聞くマスコミを味方に、誰かの後ろで遠吠えする姿。それが国澤さんの裁判で白日の下にさらされた検察の姿じゃないだろうか。最近は刑事物や裁判物のテレビ番組が多いようだが、小沢さん関係のテレビ報道を前提にすれば、番組内容はどれもこれも一部だけを強調した「虚偽」、「でっち上げ」って思って間違いないだろう。組織に隠れた臆病者ほど、自分の姿をよく見せたがる。

匿名性という点では、国澤さんも担当検事もドッコイドッコイかもしれない。いや、自分の力でやっているわけだから、国澤さんの方がまだ救いようがあるか。

いずれにしても、あまりにもくだらなさすぎると思える。情けないし、悲しい。