「鳩山由紀夫を告発する会」のお笑い2009/10/31

政権交代後1ヶ月ちょび。議員というか政治家というか、間違ってもいいから自分の言葉で話そうとするのは新鮮だ。官僚のように、根っから「間違っちゃいけない」指向の人間との話とは自ずから受ける印象が違ったものになる。俺ばかりでなく、身近で話した人たちの大多数もそんな印象を持っているようだ。作文を読んで、それを聞かされるほどウンザリすることはない。だから、与党の方々も官僚のような「間違っちゃいけない」指向ではなく、「たまには間違いもある」指向でやって欲しいと思う。あくまで答弁の上の話だが。

この間、日本の記事を読んで笑ったのは、鳩山さんの政治献金のニュースだろうか。東京地検が捜査している。そもそもの発端は、「鳩山由紀夫を告発する会」による東京地検への告発とのこと。ところが、この「告発する会」、マスコミに告発状も流していないらしく、代表者もどこの誰かも分からない。とはいえ、東京地検の方は当然告発状を受けてやってるはずだから、代表者が誰かも分かっているんだろう。

東京地検は、その「告発する会」の代表者の身辺調査をしたんだろうか。例えば、鳩山さん、民主党の追い落としを狙う自民党あるいは公明党、さらには小沢さんの秘書、大久保さんを「自供」させられなかった当の東京地検の誰かさんの関係者だったら、どうなるのだろうか。東京地検の検事さんらは税金を使って捜査をやっているわけで、国民から見てどこの誰かも分からない「告発する会」の言い分をそのまま認めて捜査し、その捜査内容をマスコミにリークする、ってやってもいいんだろうか。つまり、東京地検、加えてマスコミは、国民から見てどこの誰かも分からない「告発する会」の匿名性は守って、鳩山さん側の匿名性はいっさい無視しているわけだ。こういうやり方って正当なのかなあ?

このブログを訪問される方に2009/10/31

すでにお気づきだと思いますが、コメント欄に結構あちら方向の方々のものが出ています。俺の方は結構楽しんでいるので(まあ楽しみ方もいろいろありますが)、適当に流しておいてください。女性の方も読んでいただいているようで、電車の中の酔っぱらいの何とか見たいですが、これが日本の現実ということで、我慢してください。俺自体は、しばらくの間は、面白いので、あの手のものはそのまま削除しないで残しておくつもりです。

あちら方向以外の方のコメントは、目を通させていただいています。すぐにレスをしないのは、私の方の優柔不断、決まった答がないためかもしれません。だいたいの主張はあるのですが、その時々の読んだニュースでけっこうモノの見方、意見が変わります。