今、亀井金融庁が熱い! - ジャーナリスト側からの意見2009/10/15

亀井金融庁の記者会見(亀井内閣府特命担当大臣閣議後記者会見の概要(雑誌・フリー等の記者)の方)に参加した上杉隆さんが2つの記者会見について、どうしてそうなったのかダイアモンドに記事を書いている。

亀井大臣に同じ会見を2度行わせる、記者クラブの呆れた抵抗
http://diamond.jp/series/uesugi/10097/

しかし、マスコミはいつまでこんな記者クラブ制などと言う馬鹿げたことを続けるのだろうか。少なくとも一国民としての俺が知りたいことは、亀井さんが金融相として何をやろうとしているのか、どのような考え・根拠に基づいているのか、そのやろうとしていることが国民生活にどのような影響を与えると予想されるのか、といったことだ。そうした見方からすれば、記者クラブ向けとジャーナリスト向けの2つの記者会見の質問内容は月とスッポンであり、記者クラブの会見内容はお話にならない。一国民の俺にはどうでもいいことなのだ。

一体全体、マスコミのよく口にする「報道の自由」とか「国民の知る権利」は何なんだろうか。官公庁は元々国民に知ってもらわないと困ることが山ほどある。それをいくらマスコミが文字や映像にしたところで、「報道の自由」とか「国民の知る権利」とはまるで関係がない。マスコミは、官公庁が国民に知ってもらわなければ困ることを、色つきで流しているだけであり、本来官公庁が国民に直接知ってもらえばいいことなのだ。それを間に入って流すだけで、「国民の知る権利」とか言って特権を受け、コマーシャル料をとれるのだから、イージーな商売である。記者クラブの記者(?)がナーンモ考えなくなる理由が何となく理解できるような。

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