遂に出た!見習うべき日本郵政の企業統治体制2009/06/25

いやあ待ちに待った日本郵政の企業統治体制の具体例紹介。メディアはこうでなくちゃなりません。総務省のお墨付きですから、さぞ素晴らしいことでしょう。どの企業も見習いましょう。ちなみに総務省は次のように指摘しておりました。この後に具体例のご紹介。

「3 企業統治について

御社の経営者には、企業統治に係る責任があるところ、本事案においては、アドバイザー及び譲渡先の選定・審査における御社内の意思決定が担当執行役又はその上席の執行役の専決で行われており、また、重要な契約条項の実際の取り運び方について、相手方との間で口頭確認のみが行われたとされており、合意メモすらも残されていないため、合意内容が客観的に確認できないことから、本来、執行役の業務の監督を行うべき取締役会や内部監査が十分に機能していたか疑問が残る。国民共有の財産に関する認識の欠如も含め、その意思決定態勢自体に、大きな問題があるものと判断する。また、入札手続等の過程については、2次入札者の決定等、譲渡先選定に係る重要な意思決定が上司への口頭報告等で行われたため、役員共同での適正な意思決定が行われたかについて、事後的・客観的に確認できない状況にある。さらに、国会や総務省への本事案に関する説明も二転三転する等、国民利用者に対する説明責任を十分に果たしていない状況にある。」
ソース:総務省-「日本郵政株式会社法第14条第2項に基づく監督上の命令等について」
http://www.soumu.go.jp/main_content/000015456.pdf

で、この日本郵政の企業統治の素晴らしい具体例を紹介しているところがココ。


大反響!!日本郵政の闇 from 九州企業特報
http://www.data-max.co.jp/2009/06/19_092339.html

日本郵政の闇 「チーム西川」に実態解明のメスを(1)+ (2)
http://www.data-max.co.jp/2009/06/1_151.html
http://www.data-max.co.jp/2009/06/post_5948.html

「日本郵政の闇『チーム西川』」への過剰反応(1)
http://www.data-max.co.jp/2009/06/post_6052.html