ある社長さんからのメール2009/11/10

中国と取引がある会社の社長さんからのメール。年に数回、中国に出かけて、なんやかんやとやっている。こういうのを調べられる?なんて頼んじゃうこともある。現場の声として読んでいただければ。

彼によれば、中国に日本の資産が買われている。日本もカネがあるときに、中国ほどの知恵があれば、もっと違った展開だったんだろうけど、行き着いた先が小泉竹中じゃあ、目も当てられないというか。まあ、これも国民の責任ですから、仕方がないといえば仕方がないというか。とはいえ、土壇場で政権交代、鳩山政権誕生で国民の目が覚めた、と信じたい。

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あれから帰宅し、社員と6時から11時迄会議でした。日本企業は業績回復するのでしょうか?世界中で侮られ、翻弄され、好きなように技術をむしりとられていく、落ち目の小国に思えます。中国の強引なやり方に対抗するものがないのです。資源と交換、規制をちらつかせて、虎の子技術をせしめられています。日本企業はこの先さらに首が絞まっていきます。日本の独壇場だった精密金型技術も、一型発注し後は複製、それを繰り返されて今では壊滅です。アメリカも日本を食い物にしているようです。自民党は平気でそれを見過ごしてきました!鳩山さん、谷垣に、お前に云われたくない!こんな財政にしたのは誰なんだ!拍手喝采。うちは日本の上場電機メーカーを全て顧客にしていますが、どこも縮んだままです。優勝な人材を放出せねばならず、それは技術と共に中国で採用されます。国内は官が民を搾取する構造が肥大し硬直しています。官の無責任浪費犯罪を摘発すれば、今の半分の生活費で生活できるはずです。内需拡大、自殺者も減るはずです。正しく犯罪です!昔と変わらず悪代官と百姓の図式です。 しばらくは悶々です。
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コメント

_ (未記入) ― 2009/11/11 09:20

ふっと想ったこと。
前の話題で恐縮ですが
よく外国映画等で何気に観ていましたが、過疎地域の居住者が郵便物を取りに町の郵便局を訪れる設定がありますが、あんなカンジはどうなのだろうか。
あるいは、週一で、郵便業務場所の設定をするのはどうかな。過疎地で郵便物が遅れるのはあってもいいと思います。
日本中均一サービスはなくてもいいと思います。

_ masa ― 2009/11/11 18:00

未記入さん、コメントありがとうございます。

詰まるところ、社会全体の中で地域の共同体をどのようにして維持するのかという問題じゃないかと思われます。私の方は片田舎といっても陸の孤島にまで至っていません。しかし、陸の孤島のような状況のところでは、何か核になるものが必要ではないでしょうか。その意味で郵便局が再注目されている。

郵政民営化では、その共同体の核とかなんとか何も考えずに損得でやってしまった。目先の損得だけ考えたら、小さな共同体なんて放っておけと考えるのが当たり前。しかし、目先の損得とは別の観点から見ると、それだけのコストをかけて出来上がったであろう共同体を本当に潰しちゃっていいのか、ってな問題が出てくる。

その意味では、地方自治体こそ現地を知っているし、訪れられるわけだから、いろんな意見を出すべきだと思うのですが。

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