思い出す度に情けなく、悲しく、恐ろしく...(更新)2010/02/28

検察、大手マスコミの目的が自分たちの特権、利権に手を突っ込もうとする現政権にあるわけだから、政権を転覆させるか、政権が彼らに対して何もしないことを宣言する、あるいはその逆に、現政権が彼らの組織を何らかの形で解体するまで、小沢さん攻撃、民主党攻撃、現政権攻撃が止むことはないだろう。これからまだ、自民党ばかりでなく、官僚、大手マスコミによる壮大な無駄が演ぜられるに違いない。官僚はたこつぼのタコとして、大手マスコミはそれらタコの足として。どちらも未来に何かを見ることはない。

とはいえ、これまでの報道を思い出す度に何と日本が情けなく、悲しく...その他様々な感情を込めてやり切れなくなる一つの事実がある。それは、常識的にはあり得ないだろうことが、恐らくは地検特捜部から大手マスコミ各社へと流れ、その大手マスコミ各社の報道チェックを経ても、なおかつ表に出てきたしまった非常識報道だ。旧全日空ホテルで石川さんが水谷建設幹部から5,000万円を受け取ったという報道である。この報道の非常識ぶりは、北海道新聞東京編集局国際部の高田昌幸という方が的確に指摘してくれている。

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日付は1月26日に変わったから昨日25日のことになるが、夕刊に何紙かにこんな記事が出ていた。またまた小沢一郎民主党幹事長の資金疑惑に関連する件である。

記事によると、逮捕されている石川知裕議員の手帳(地検が押収したことになっている)の2004年10月15日の欄に「全日空」という文字が書き込まれていた、という。この日は、水谷建設元幹部が東京・港区の全日空ホテル(現在はANAインターコンチネンタルホテル)の喫茶店において、石川議員に5000万円を渡したと供述した、とされている日だ。つまり、供述を補強するかのような証拠が石川氏側の押収物にあった、という話だ。

これが事実なら、相当の決定打である。実際、各報道はそれをずいぶんと大きく扱っている。同じニュースは昼のテレビでも流れていた。

しかし、普通の記者なら(記者でなくとも)疑問を持つ。あのホテルは、私の今の職場にも近く、時々利用するが、ロビー階の喫茶店は吹き抜けであり、大勢の人が出入りする。おまけに喫茶店をぐるりと取り囲むような回廊が上部にあり、回廊からは喫茶店をぐるりと見下ろすことが可能だ。どこからも丸見えなのである。およそ、秘密の会合に相応しい場所ではない。しかも、よく知られているように5000万円は重さ5キロである。そんな場所で、そんな嵩張る・重いヤミのカネの受け渡しなどするのだろうか。

事件報道自体の量的抑制が必要だ from ニュースの現場で考えること
http://newsnews.exblog.jp/d2010-01-26
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このほんの少しでも考えればあり得ないと気付く非常識報道が地検特捜部内部で非常識と考えられない、大手マスコミ各社で非常識と考えられない。これをリーク、報道することの意味を考える能力、チェックする体制がない。にもかかわらず、これらの人たちが日本では大手を振って巨大権力、巨額税金利権を恣にしているしている。

このことが日本社会にもたらしている意味は、考えれば考えるほど空恐ろしくなってくる。

その時は来たのか?巨大談合組織「記者クラブ」の摘発!
http://ootw-corner.asablo.jp/blog/2010/02/17/4883997
「談合記者クラブ」が享受する巨額税金利権
http://ootw-corner.asablo.jp/blog/2010/02/19/4891437