やっぱり変なネダさんの死 3 仕組まれていた!?2009/06/30

十中八九、仕組まれていたと思って間違いないと思われる。まず、阿修羅掲示板でバルセロナより愛を込めてさんが投稿している「イラン女性Nedaさんの不可解な死」(http://www.asyura2.com/09/wara9/msg/481.html)を読んで欲しい。ここで紹介されているWikiの内容はその後更新されている。ネダさんを介抱した医師はArash Hejaziさんと特定され、すでにイギリスに戻っている。Times Onlineなどの記事にも紹介されているが、Wikiによれば、Hejaziさんは撃たれた後の状況を語り、

Hejazi, standing one meter away from her when she was shot, tried to staunch her wound with his hands. Hejazi said nearby members of the crowd pulled a man from his motorcycle while shouting: "We got him, we got him," disarmed him, obtained his identity card and identified him as a member of the Basij militia. The militiaman was shouting, "I didn't want to kill her." The protesters let him go, but they kept the alleged killer's identity card and took many photos of him.[3]
ソース:http://en.wikipedia.org/wiki/Neda_(Iranian_protester)

群衆の一部が狙撃手をバイクから引き摺り下ろして捕まえ、バシジ民兵であることを確認してから、その民兵を逃がしてやったとしている。注目したいのは、「they kept the alleged killer's identity card and took many photos of him.(民兵のIDカードを取り上げて、多くの写真を撮った)」という部分だ。これ、どう考えても、変じゃないだろうか?ネダさんが亡くなるまでをあれほど鮮明にビデオ記録していたのに、少なくとも俺が調べた限り、狙撃したとされるバシジ民兵のIDカードの映像と民兵自身を映した写真あるいは映像がどこにも見あたらない。彼が一緒にいたと言っている数人の友人の一人もバシジ民兵を撮影しなかったんだろうか?撮影して一緒にネットにアップすれば、バシジがやったという強力な証拠になっただろう。

またネダさんの婚約者というCaspian Makanさんは、犯人がバシジだと思うと言っているだけで、Hejazi医師の発言について何も触れていない。少なくともHejazi医師は、現場にはいたものの、話自体は作られている可能性がきわめて高い、と思える。

Iran doctor tells of Neda's death
http://news.bbc.co.uk/2/hi/8119713.stm

仕組まれたイラン暴動2009/06/30

欧米日の報道では、選挙に対する疑惑でイランの人たちがprotestしたようになっているが、どうもさまざまなビデオを見ていると実態は違うようだ。「やっぱり変なネダさんの死 3 仕組まれていた!?」で書いたがネダさんの射殺を含めて、あちこちに暴動を狙った意図があり、緑の革命とやらを起こしたかった連中の姿が見えてくる。つまり、表では、いわゆる平和そうに見えるデモ程度のものを報道し、裏ではかなりの暴動を扇動していたという構図である。

例えば、次のビデオは、デモ参加者(?)がバシジ民兵のビルを攻撃している様子らしいが、最初にやり始めたのは明らかにデモ参加者(?)で火を放っている。ビルを攻撃された民兵の方は、少なくとも当初は、銃を上に向けており、人々を追い払おうとしている。そのうち、デモ参加者がどんどん過激になり、さらに誰かが撃たれた様子が出る。

Protesters attack Basij militia building
http://www.liveleak.com/view?i=77e_1245196116

いずれにしても、これをプロテストと呼ぶのは無理があるというか。ビル内のバシジ民兵の方は何もしなければ、やばかったんじゃないだろうか。完全に暴動状態に見える。裏にいるのは誰か?もっとも目立つ動きをしたのは、大統領候補者で「改革派」と呼ばれていたムサビ、そして国外勢力ではイギリスであるのだが。