*激しくなる女性への米軍入隊勧誘2009/08/18

米軍の兵士不足は深刻化しているようだ。イラクから、ずっとこの調子なのだが、最近は女性を標的にした宣伝が増えていると思える。このmilitary.comの記事はその典型といっていいだろう。

Female Marines Winning Afghan Hearts
(アフガンの人たちの心をつかむ女性海兵隊員)
http://www.military.com/news/article/August-2009/female-marines-winning-afghan-hearts.html?ESRC=topstories.RSS

兵士、直接的戦力というより、問題はアチラの方かもしれない。イラクにしてもアフガンにしても、イスラム教徒には一般の女性をパンパンにする慣習はない。米軍としては女性を釣れば、男性兵士も増えるかもしれない。アフガンで、若い女性兵士が若い男性兵士とともに半年以上も外部社会と隔絶された米軍基地内にいるということは、何を意味するか。兵士になった女性は、こうした記事や晋平訓練で言われていたことはまるで違う世界にぶち当たるに違いない。

「年次改革要望書」ではないが、そのうち防衛省には、「女性自衛官を増やして、アフガンに送れ」ってな要望があるかもしれない。これは、米国がずっとアフガン、パキスタンを占領し続けたいという明確な意思表示の一つでもある。もし米国追従を続けるなら、政府はパンパン用女性自衛官の育成に着手しておいた方がいいかもしれない。

こちらは、ニューヨークタイムズの記事。写真に注目。米軍の許可を得て、読者に訴える場面をつくって写真が撮られているので、とても分かりやすい。

G.I. Jane Breaks the Combat Barrier
(戦闘の垣根を打破するGIジェーン)
http://www.nytimes.com/2009/08/16/us/16women.html?_r=2&pagewanted=1

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